県内では各地で木々の色づきが進んできました。秋田市の山あいにある公園のモミジも赤く染まり始めています。
太田英梨花
「秋田市仁別の旭川ダム公園です。市街地よりも空気が冷たく感じます。紅葉の見頃と言うにはまだ少し早いですが、木々によっては赤くきれいに色づいているものもあります。」
こちらの公園には、遊歩道に沿って190本ほどのヤマモミジが植えられています。まだ青い葉が多いものの、赤く色づいている葉も増えてきています。
1日の県内は雲が広がりましたが、その雲越しに日が差したところもありました。
日本気象協会によりますと、1日の最低気温が8度を下回ると葉の中に含まれる赤い色素の量が増えて、紅葉が進みます。1日朝の秋田市中心部の最低気温は8.3度でした。この1週間は最低気温が一桁台の日が続いています。
公園を管理する県秋田地域振興局によりますと、例年、旭川ダム公園の紅葉は11月中旬にかけて見頃が続きます。県内は4日月曜日くらいまで平年より気温が高い予報ですが、その後はこの時季らしい冷え込みになり、各地の木々も色づきが進みそうです。