結婚や出産で仕事を辞めた女性の再就職を支援しようと秋田市で合同就職説明会が開かれました。主催した県は、女性と企業とのマッチングを後押しして働き手不足の解消にもつなげていきたい考えです。
県は、毎年この時期に「女性の再就職」のための合同説明会を開いています。就職した女性が、結婚・育児、それに介護がきっかけで職を離れるケースは多くあります
一方で、福祉分野や建設業では慢性的な人手不足が続いています。今回は、女性の働きやすい環境に力を入れる県内20の企業や団体が参加しました。
[不動産業]リネシス 佐藤絵理子さん
「子育て世代も沢山会社に働いております、明るくコミュニケーション能力の高い方がいっぱいいらっしゃり、繋がる場を設けていただいたので、そういう方にぜひ来ていただきたいです」
[福祉]あけぼの会 町田大介さん
「人材不足って言うのは否定できないと思いますので、働き方もフルタイムから時間短縮とかパートタイマーとか保育園利用しながらとか、いろんなこう層に合わせてハイ募集はしておりますハイ」
[福祉]きららホールディングス 秋山裕美子さん
「弊社女性が7割超えている職場になりますので、家庭と両立する人は男性も女性も応援したいなと思っている」
今回は、33人が説明会に参加しました。女性が求める働き方も様々です。
「以前医療職だったんですけど、残業があったり夜勤があったりして大変だったというのもあったので、融通の利く働き方が出来るところがあればと思いまして」
「女性の働きやすさを探して、前働いていた所が男性が多かったので、女性の所はどういうところなのかなと思っ て興味を持ってきました」
「私は子供がいるので、例えば急に熱が出たとかお迎えが必要だとかなったときに、やっぱ柔軟に対応してくれるとすごく助かるなあって。迷惑をかけるとは思うんですけども、ひとつ重要視していますハイ」
県雇用労働政策課 野呂優介さん
「今、企業の働き方も多様化していて、企業が様々な制度を導入したりだとか働きやすい職場づくりも進んでいるので、そういったところにも目を向けてもらえればと考えています」
県は、子育て中の女性も参加しやすいように次回2月の就職説明会はオンラインで開催することにしています。