県産米の消費拡大につなげようと、JR秋田駅でキャンペーンが行われ、サキホコレのおにぎりが、通勤通学する人たちに配られました。
キャンペーンは、県やJAなどでつくる秋田県ごはん食推進協議会が、県産米の消費拡大につなげようと、収穫の時期に合わせて毎年行っています。
11日朝は、朝ごはんとして食べてもらおうと、通勤・通学に合わせて、サキホコレの新米でつくられた約3500個が配られました。
「一日を始めるためにはやっぱり大切ですよね。必要なものですよね」
「(朝ごはんは)忙しくて食べられないですね」
「先月から秋田に引っ越してきたばっかりだったんで、この機会に食べてみようと思います」
コメは、一日の活力源となる朝食の代表格ですが、人口減少や食の多様化などを背景に、消費量は年々減少が続いています。
昨年度1年間の消費量は、国民1人あたり51.1キロで、約60年前のピーク時の半分以下となりました。
おにぎりに換算すると、600個あまりの減少です。
県は、引き続きキャンペーンやイベントを通して県産米をPRし、ごはん食の推進を図ることにしています。