見知らぬ番号からかかってきた電話で不安をあおられたことをきっかけに、由利本荘市の30代の男性が、約479万円をだまし取られたことがわかりました。
由利本荘警察署の調べによりますと、先月28日、由利本荘市に住む30代の男性のスマートフォンに、国際電話の際に表示される「+1」で始まる番号から電話がありました。
相手は日本語を話す男で、「サイトの登録料金が未納になっていて、今すぐ支払わなければ裁判になる」などと言われた男性は、その後、別の“審査担当”をかたる男からの電話で指示された通り、個人名義の口座に約79万円を振り込みました。
また、先月30日以降、別の“審査担当”をかたる男や“対処係”をかたる男などから「あなたのスマートフォンのウイルスが原因で被害を受けている人がいる。補償金が必要」などと次々とだまされて、男性は総額で約479万円を振り込みました。
警察は、「+1」や「+44」で始まる国際電話番号を詐欺に使うケースが多くなっているとして、注意を呼びかけています。