由利本荘市の男性が好意を抱いた相手からうそのもうけ話を持ちかけられ668万円相当の暗号資産をだまし取られていたことがわかりました。
由利本荘警察署の調べによりますと由利本荘市に住む50代の男性は9月中旬、マッチングアプリを通じて女性を名乗る相手と知り合い、LINEで連絡を取り始めました。
連絡をかわす中で好意を抱いた男性は相手から「インターネット上のショップ経営に興味はあるか」「スキマ時間にできて、私は1日に500ドル稼いでいる」などともうけ話を持ちかけられました。男性は指示に従って暗号資産を取り引きする口座を開設。
その後、カスタマーサービスの担当者を名乗る相手などの要求に応じた男性は商品の仕入れ費用などとして11回にわたり668万円相当の暗号資産を送金して、だましとられました。
利益を引き出せず、要求される“仕入れ費用”が高額になっていくことから不審に思った男性が12日警察に相談して判明しました。
警察は親近感を抱かせてカネをだまし取るロマンス詐欺だとして同じような手口には騙されないよう注意を呼びかけています。