県内一のリンゴの産地・横手市で、主力品種の「ふじ」の収穫が最盛期を迎えています。
天候不順もありましたが、農家の努力で、今年も例年通り真っ赤に色づいた品質の良いリンゴに仕上がっているということです。
秋の日差しをたっぷり浴びて、今年も真っ赤に色づいたリンゴ。
県内一の産地・横手市では、いま、主力品種「ふじ」の収穫が最盛期を迎えています。
約50アールでリンゴを栽培している横手市平鹿町醍醐の農家・髙橋政一さんのリンゴ園でも、ふじの収穫作業が盛んに行われていました。
髙橋さんのリンゴ園では、先月10月に入ってから気温が高く推移したことで、色づきが遅れるなどの影響が見られています。
ただ、徹底した栽培管理で、例年通りの品質の良いリンゴに仕上がっているということです。
リンゴ農家 髙橋政一さん
「やっぱり収穫の秋が年間で一番うれしい」
「雨・温度、全くリンゴづくりにしては悪条件だったども、リンゴも比較的良くできたと思います」
JA秋田ふるさとは、今年、去年より3割ほど多い約3600トンのリンゴの出荷を見込んでいます。
横手市の「ふじ」の収穫は、今月下旬まで続きます。