バドミントンの国際大会・熊本マスターズは、準々決勝が行われました。
女子ダブルスで、八郎潟町出身・志田千陽選手のシダマツペアと、新たなスタートを切った元北都銀行の松本麻佑選手のフクマツペアがいずれも勝利し、準決勝進出を果たしました。
八郎潟町出身・志田選手が松山選手と組む、シダマツペア。
第1ゲームをとり、迎えた第2ゲーム。
志田が持ち味のスピードを生かし、リードします。
相手の韓国ペアの1人は、東京オリンピックの銅メダリスト。
チカラで押し込まれ、中盤、差を詰められます。
それでも「よく足が動いていたと」いう志田。
松山との連携で相手を崩し、終盤一気にたたみかけました。
最後は志田の気迫のスマッシュが炸裂。
ストレートで勝利をおさめました。
パリ五輪で銅メダルを獲得したシダマツペア、16日の準決勝は、パリ五輪・銀メダリストで、シダマツが準決勝で敗れた中国ペアと対戦します。
志田千陽選手
「前回スピード勝負で負けてしまったので、大きい展開でもちょっとチャレンジできたらいいなとは思うので、同じような負け方をしないように、同じようなことをしないように、明日は2人でしっかり作戦を練って入りたいと思っています」
一方。
会場MC
「福島由紀、松本麻佑、日本」
フクマツペア。
前の日曜で北都銀行を離れた松本選手は、福島選手との新たなペアで3試合目です。
1ゲーム目はとったものの、2ゲーム目。
なかなか流れをつかめません。
一時の8点差から終盤2点差まで詰めましたが、追いつくことはできませんでした。
勝負が決まる第3ゲーム。
序盤、リードを奪われ、あとのインターバルで、松本は足の治療を施す姿が見られましたが、その影響を全く感じさせませんでした。
松本は、持ち味の力強いスマッシュを連発。
逆転で3ゲーム目を制し、ペア結成後初めての大会でベスト4進出です。
(取材 KKT熊本県民テレビ)