定年を迎えたあとでも女性が社会で活躍しやすい環境づくりを目指すためのセミナーが秋田市で開かれました。
58歳以上の女性を対象に開かれた今回のセミナーでは、定年後も新たな仕事を見つけ、活躍している女性の事例が紹介されました。
佐藤とよ子さん「私は63歳で退職して、障子張りを希望してシルバー人材センターに入会し8年目になります。お客様から『きれいになった』『ありがとう』との言葉をいただいて、やりがいにつながっています。」
高齢化が進む中定年後も働く意欲のあるシルバー人材は増加していますが、県内で女性の割合は低い水準に留まっています。知識と経験のある女性の活躍は企業の人手不足の解消にもつながると期待されています。
セミナーの後、会場では生け花やスマホ教室などのワークショップも開かれました。主催した秋田県シルバー人材センターは女性が活躍できる仕事の情報を今後も発信していくことにしています。