22日昼頃、活火山の一つで青森と秋田の県境に位置する十和田で2時間半ほどの間に110回の火山性地震が観測されました。噴火警戒レベルは1のままとなっています。
仙台管区気象台によりますと十和田では22日午前11時ごろから火山性地震が増加し、午後1時半までの2時間半ほどの間に速報値で110回の揺れが観測されました。
震源は十和田湖の中心付近で深さは6キロと推定されています。一方で火山性微動は観測されず監視カメラでも特段の変化は見られないということです。このため噴火警戒レベルは1のままとなっています。
今月10日には秋田駒ケ岳でも火山性地震が2時間の間に速報値で155回観測されています。
県内にはこのほか秋田焼山や鳥海山などあわせて6つの活火山があります。
気象台は火山活動に十分注意し立ち入り規制などについては地元自治体の指示に従うよう呼びかけています。