来店客が特殊詐欺の被害に遭うのを未然に防いだとして、横手市のコンビニエンスストアの男性店長などに警察から感謝状が贈られました。
この店長が被害を防いだのは今回で6回目です。
横手警察署から感謝状が贈られたのは、横手市のローソン横手二葉町店の東海林和美店長と、店員の伊藤信之さんです。
2人は、今月11日の午後6時ごろ、店を訪れた60代の女性が3万円分の電子マネーを購入しようとしたことを不審に思い、購入理由などを確認しました。
女性が「パソコンが止まり直すために必要だ」などと話しため、特殊詐欺の疑いがあると判断し、警察に通報、被害を未然に防ぎました。
店長の東海林さんが特殊詐欺を防いだのは、今回で6回目です。
ローソン横手二葉町店 東海林和美 店長
「見抜くポイントはお客様との会話だと思ってます。今回もチェックシートを見せて、一緒にチェックしてもらって、パソコンが止まってしまってということを聞き出すことができたので、やっぱりお客様との会話っていうのがまずひとつ大事だと思ってます」
ローソン横手二葉町店 伊藤信之さん
「店長が対応したこれまでの事件については聞いていましたんで、実際に自分が勤務している時に、働いている時に起こるとは思ってなかったんで、こんなに身近なんだ、身近に起こるんだなっていうのも非常に感じました」
「みなさんが被害にあわないように心がけていきたいなと」
横手警察署で、今後も地域と連携しながら、特殊詐欺被害を防ぐ取り組みに力を入れていくことにしています。