一般会計の総額で41億円あまりの補正予算案を審議する県議会が、26日に始まりました。
整備費用を110億円増額する方針の新たな県立体育館についても、議論が交わされる見通しです。
26日に始まった、定例の県議会。
佐竹知事は、25日に新型コロナへの感染が発表され、欠席しました。
県が県議会に提出した補正予算案は、一般会計の総額で41億6924万円です。
このうち、介護従事者の負担軽減策と業務効率化に向け、ロボット導入の費用を支援する事業として、3億円あまり。
小中学校の学習用タブレット端末整備への助成に、1400万円あまりが計上されています。
今回の県議会で大きな焦点となるのは、再入札に向け、施設整備費を110億円増額する方針の、新たな県立体育館についてです。
神部 副知事
「新たな体育館の整備は、現施設の老朽化に伴うものであり、できるだけ早期の建て替えが必要であるほか、各種の価格上昇が今後も継続すると見込まれるなど、様々な状況に鑑み、実勢を踏まえて事業費を増額し、当初の予定通り令和10年秋の開館を目指して参ります」
県議会は、来月20日までの日程です。