県内の若手人材が経営のノウハウを学ぶ「あきた未来塾」の開講式が行われました。
参加した10人は、来年夏まで受講し、経営者としての能力と意欲を高め合います。
県内経済の発展に寄与する人材を育もうと、秋田銀行が2011年から開いている「あきた未来塾」。
12期生となる今回は、10人が参加しました。
27日の開講式では、県内企業の若手経営者や後継者が、それぞれの仕事内容などを紹介しました。
かんきょう 執行役員業務本部 業務企画室長 阿部宙さん
「お年寄りの方をターゲットにした福祉用具のレンタル・販売などをメインにしている会社になってます」
「保険を使うと安く利用できるサービスっていうのをメインにやらせていただいています」
オブザーバーとして参加した卒業生からもアドバイスを受けた参加者は、これから本格的に始まる講義への意欲を高めました。
サンベンディング横手 専務取締役 有馬陽子さん
「やっぱり社員の人たちがいないと会社って成り立たないので、社員の人たちもちゃんと働きやすい環境づくりもできたらいいなっていう気持ちもあって、まずは経営のことから学んで、そこからいろいろ広げていけたらなっていうことで」
秋田いすゞ自動車 取締役 経営企画部長 辻良輔さん
「秋田はいろいろと問題に直面する中で、その問題にどう立ち向かっていけるかとか、経営っていろいろとオールマイティなスキルが必要かなと思うので、あまりスタンスを決めずというか、広く学んでいけたらなという風に思っております」
10人は、来年夏までの期間、企業経営のノウハウを学び、経営者としての能力と意欲を高め合います。