来年3月に卒業する高校生のうち、県内就職を希望する生徒の就職内定率は、9月末時点で59.5パーセントと、統計を取り始めて以来、最も高くなっています。
秋田労働局によりますと、来年3月に高校を卒業する生徒のうち、1569人が就職を希望しています。
このうち、1199人が県内企業への就職希望者です。
今年9月末時点で県内企業に就職が内定したのは、713人で、就職内定率は59.5パーセントとなりました。
これは、去年の同じ時期に比べ、25.1ポイント高く、1988年度に統計を取り始めてから最も高くなりました。
また、県外を含めた全体の就職内定率は、61.7パーセントでした。
9月末時点で60パーセントを超えるのは、1991年度以来33年ぶりです。
秋田労働局は、企業の採用意欲が高く、人材確保を急いでいることが影響しているのではないかと分析しています。