秋田で働くことの魅力を知ってもらおうと、秋田市の中学校で、地元企業の説明会が行われました。
生徒たちの将来の選択肢を増やすことで、地元定着につなげたい考えです。
企業の担当者
「直接的ではないですけども、秋田の医療ですとか、観光とか、そういったところを支えたいなというところを、興味ある人とかそういった方たちに向いてるお仕事なんじゃないかなと」
県は、早いうちから地元企業の魅力を知ってもらい、自分の進路について考えてもらおうと、毎年中学生を対象にした企業説明会を開いています。
3日は、秋田大学付属中学校の1年生127人が参加しました。
企業の担当者
「向きを変えてください。互い違いに90度向きを変えて直行させてもう1回重ねて持ち直してください。どうでしょうか」
「お~」
名前を聞いたことはあっても、どんな仕事をしている会社なのか、詳しく聞くのは初めてです。
生徒たちは、担当者から、企業の強みや働くことのやりがいについて説明を受け、理解を深めました。
生徒
「自分自身もうちょっと都会の方で働いてみたいという気持ちもないわけではないんですけ、どこうやって地元で働くことにもいろんなメリットがあるっていうことが分かったので、またそこもう一回考えてみたいなと思いました」
「2つ(企業説明を)聞いて、秋田がめちゃくちゃ魅力的っていうのも分かりましたので、これから秋田で仕事していきたいなって思いました」
県は、今後も地元で働くイメージを持ってもらえるような取り組みを続け、若者の地元定着を図っていきたい考えです。