秋田市の国際教養大学で、多様性について考えるイベントが行われています。
5日は、学生が制作した映像作品を発表し、参加者と意見を交わしました。
秋田市の国際教養大学で、4日から1週間の日程で行われている、「AIUダイバーシティ・ウィーク」。
学生に多様性について考えてもらおうと、大学が初めて開いたもので、期間中、講演会や学生の発表など様々なイベントが行われます。
5日は、「世界への窓」と題して、学生が、制作した映像作品を発表しました。
国籍や民族など多彩な背景を持つ外国人学生へのインタビューをまとめたもので、ふるさとの宗教的な行事や日本に来て驚いたことなどについて話しています。
発表後は、参加した学生と教職員が、多様性を感じた出来事について意見を交わしました。
日本人学生
「私がカナダでカフェやレストランに行った時、注文を終えると店員が必ず『良い一日を』と言ってくれたのがうれしかった」
アメリカ出身の大学院生
「外国人が日本に来ると、店員があまりにもかしこまっていて、礼儀正しくて驚く。カナダやアメリカ、ヨーロッパの『良い接客』は、かしこまらずにフレンドリーに接することだから」
「AIUダイバーシティ・ウィーク」は、10日火曜日まで行われています。