県内のインフルエンザと新型コロナウイルスの感染者の数はいずれも前の週からやや増えました。県は、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を心がけるよう呼びかけています。
県は先月、インフルエンザが流行期に入ったと発表しています。
最新のまとめによりますと、今月1日までの1週間に県が定点としている51の医療機関で確認されたインフルエンザの患者はあわせて173人で、前の週の約1.1倍となりました。
大仙市では教育・保育施設での集団発生が1件報告されています。
新型コロナの感染者の数は、前の週の約1.2倍の485人でした。
高齢者施設や医療機関で集団発生が目立っていて、県全体で12の施設から報告がありました。前の週までに比べると感染者の増え方は緩やかですが、全国的に見ると高い水準が続いています。
これから年末年始を迎え人の往来が増えてくることから、県は、手洗いやマスクの着用を心がけるとともに定期的に部屋の換気をするよう呼びかけています。