年末年始は、高校スポーツの全国大会が目白押しです。
今月27日には、全国高校ラグビー大会が、大阪・花園ラグビー場で開幕します。
全国最多72回目の出場となる秋田工業の監督や主将が、大会への意気込みを語りました。
9日は、秋田工業高校ラグビー部の監督やキャプテンが、秋田放送を訪れました。
全国最多の72回目。
5大会連続で、年末の花園に挑みます。
今年の秋田工業は、従来の強いフォワードを軸にしながら、バックスも一体となったアップテンポなラグビーを目指してきました。
突破力のあるナンバーエイト・三浦颯太主将や、フランカー・伊藤愛晄選手、フルバック・安田心平選手の3人が、高校日本代表候補で、県予選の決勝では、金足農業を完封。
5連覇を達成しています。
秋田工業は、7日の抽選会で、今月27日、山口県の高川学園と1回戦で対戦することが決まりました。
高川学園は、2大会連続2回目の花園出場です。
山口県防府市にある中高一貫校の高川学園は、中学のラグビー部を復活させてから、近年急速に力をつけ、去年、花園に初めて出場しました。
今年は、フォワード・バックスどちらでもトライを狙えるチームで、圧倒的な強さで山口県大会を制しています。
秋田工業は、いまの3年生が1年生の時、3月、春の全国選抜大会で対戦していて、そのときは12対18で敗れました。
常に、全国大会を視野に入れ、トレーニングに励んできた秋田工業。
特に県大会終了後は、ぶつかり合いで負けない個々のパワーアップに力を入れ、練習を続けてきました。
澤木賢一 監督
「最近は本当にどんなメニューに対しても直向きに、顔つきも変わってきてますし、行動も変わってきてるっていうのを感じるので、これからますます成長してくれるのかなとは感じてます」
三浦颯太 主将
「花園で勝ってる姿をみんなに見せたいなと思っています」
田村修アナウンサー
「目標はどういうところに置いてますか?」
三浦主将
「目標は、ベスト8以上です」
全国高校ラグビー大会は、27日に開幕します。
秋田工業フィフティーンは、19日に秋田を出発し、関東での合宿を経て、大阪に向かいます。