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19歳未満の自殺者数が増加傾向に…悩みを一人で抱え込まないで 秋田市で自殺予防の街頭キャンペーン

ABS秋田放送 2024年12月10日 11時52分

自殺予防の街頭キャンペーンが秋田市で行われ、悩みがある人は一人で抱え込まず、誰かに相談してほしいと呼びかけられました。

10日朝、JR秋田駅で、自殺予防に取り組む団体などが街頭キャンペーンを実施しました。

「周りの人の変化や悩みに気づいたら、声をかけることから始めてみましょう」

県警察本部のまとめによりますと、今年1月から10月末までに県内で自殺した人は、164人です。

ここ10年は減少傾向ですが、去年4人だった19歳未満の自殺者数が、今年は10月末時点で8人にのぼっていて、若い世代に向けた啓発活動も課題となっています。

秋田ふきのとう県民運動実行委員会 稲村茂 会長

「秋田は北国なので、冬季うつ病といって、冬になって気持ちも落ちる方も多いんですね。SOSを自分から発信する、それから(誰かのSOSを)キャッチするっていうのがすごく大事かなと思いますね」

キャンペーンは正午から秋田大学でも行われ、学生たちに自殺予防が呼びかけられます。

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