陸上自衛隊秋田駐屯地の30歳の男性3等陸曹が後輩隊員を蹴ったりつねったりする暴行を加えたとして10日付で停職5か月の懲戒処分を受けました。
陸上自衛隊秋田駐屯地によりますと、30歳の男性3等陸曹は2019年10月ごろから2021年の12月ごろまでの2年余りにわたって2人の後輩隊員に対し、駐屯地内やプライベートの外出先などで日常的に蹴ったりつねったりする暴行を加えていました。
3年前の2021年11月ごろ後輩隊員の1人から「暴行を受けている」と報告があり発覚したものです。
自衛隊の聞き取りに対して3等陸曹は「悪ふざけのつもりだった」と答えているということです。
3等陸曹は停職5か月の懲戒処分を受けました。
事案の発覚から処分までに3年余りを要したことについて陸上自衛隊秋田駐屯地は「事実確認に時間を要したうえ、上級部隊の決裁を待たざるを得なかった」などと回答しています。