サッカーJ2のブラウブリッツ秋田は潟上市出身のDF加賀健一選手の退団を発表しました。
潟上市出身で現在41歳の加賀選手は天王中学校から秋田商業高校に進み、高校卒業後すぐにJ1のジュビロ磐田に加入しました。
その後も、コンサドーレ札幌やFC東京、浦和レッズなどでスピードを生かした、サイドバックやセンターバックとして活躍してきました。
2020年には当時J3のブラウブリッツ秋田に移籍し、その年のブラウブリッツのJ3優勝とJ2昇格に貢献。J1・J2のリーグ戦は通算312試合出場8得点でした。
加賀選手はブラウブリッツを通じて「クラブの歴史の一部になれたことを誇りに思います。近い将来ブラウブリッツがJ1へ昇格すること、秋田の子どもたちの中かから、一人でも多くの子がブラウブリッツの選手として活躍することを心より願っております」とコメントしています。
加賀選手のコメント 全文
ファン、サポーターの皆様、今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。
リリースの通り、クラブの⽅から 10 ⽉下旬に今シーズン限りで契約満了と伝えられ、今シーズン限りでクラブを離れることになりました。
秋⽥で⽣まれ、秋⽥で育ち、天王サッカースポーツ少年団、天王中学校サッカー部、秋⽥商業⾼校サッカー部、そしてブラウブリッツ秋⽥で 36 歳から 5 年間もプレーさせていただき、本当に感謝しております。
秋⽥では J3 優勝、J2 昇格と素晴らしい経験をさせていただきました。
⼤きな怪我もあり、なかなか⾃分の思い通りにプレーできる時間が少なく、皆様の期待に応える事ができず、⼤変申し訳なく、⾃分⾃⾝情けなく思います。
そんな中、素晴らしいチームメイトに巡り逢えた事で、⾃分は最年⻑でありながら、5 年間サッカーだけに集中し、⾃分のために時間を使わせていただけた事に感謝しております。みんなありがとう。
秋⽥のファン、サポーターの⽅々を含め、札幌、⼭形、埼⽟、東京、静岡の⽅々が、⾃分が試合に出場するか明確ではない状況の中、遠い秋⽥まで応援に駆けつけていただいた事に本当に感謝申し上げます。
⾃分がクラブに何かを残せたかはわかりませんが、クラブの歴史の⼀部になれた事を誇りに思います。
最後になりますが、近い将来ブラウブリッツ秋⽥が J1 へ昇格する事、そしてプロサッカー選⼿を⽬指している秋⽥の⼦ども達の中から、⼀⼈でも多くの⼦が、将来ブラウブリッツ秋⽥の選⼿として活躍する事を⼼より願っております。
5 年間応援していただき本当にありがとうございました。