湯沢市のコンビニエンスストアに、障害のある人たちが描いた絵画など、表現力豊かな作品の数々が並び、買い物客の目を引いています。
色紙を重ね、花畑を表現した貼り絵に、円や四角などの図形を巧みに組み合わせた動物。
コンビニエンスストアのファミリーマートでは、障害がある人たちへの理解を深めてもらおうと、支援学校の生徒などの作品を集めた展示会「ファミマギャラリー」を、去年から全国で開いています。
湯沢市にあるファミリーマート湯沢インター店では、今月9日から始まりました。
稲川支援学校の高等部1年の鈴木礼司さんの作品「力水」です。
鈴木礼司さん
「水を表現するために、滝から勢いよく落ちる水をストローで吹きかけて表現しました。自分の作品が展示されることはとてもうれしいことだと思います」
ファミリーマート 水野康之 北日本地域代表
「来られたお客様が『あっ』ていうかたちでほっこりされて、素敵な気持ちで買い物されるっていうのが想像できますので、いま3店舗ですけれども、秋田全体、東北全体にも広げていきたいと」
障害がある人たちが日々工夫しながら作り上げた、作品の数々。
県内では初開催のファミマギャラリーは、湯沢市内3つの店舗で、来年1月14日まで開かれています。