男鹿市の北浦地区で15日今シーズン初めて季節ハタハタの競りが行われて初漁となりました。禁漁明け以降、最も遅い初漁日です。
男鹿市の北浦地区にある相川漁港。
日の出を前に漁師たちが動き出しました。北浦地区の14日の水揚げ量は今シーズン最も多いおよそ4キロ。さらに多くの水揚げを期待して海に向かいます。
県は季節ハタハタの競りが初めて行われる日を初漁日としています。14日は競りが行われなかったため、今シーズンの初漁日は資源保護のための禁漁が明けた1995年以降でもっとも遅かった1999年の12月14日を更新しました。
網にかかっていたのは十数匹ほど。北浦漁港でも15日の水揚げは2キロ余りときのうの半分ほどになりました。
漁師 西方強さん「このシケあと、見ればわかるびょん。来るもこねも。この次来ねば厳しいかもしれね。そういうことだ」
14日と15日に水揚げされた季節ハタハタは15日に競りにかけられ、ようやく初漁日を迎えたものの、港が活気づくまではもう少し時間がかかりそうです。