由利本荘市の小学生が交通安全祈願の折り鶴をつくり、地元の警察署長に贈呈しました。
「交通ルールをよく守り、事故のない安全で上手な歩行をします」
由利本荘市の鶴舞小学校では、12月10日を「交通安全を誓い合う日」と定めています。交通安全への意識を高めてもらおうと、全校集会が開かれました。
49年前の1975年12月10日、当時1年生だった女子児童が下校途中に交通事故で命を落としました。鶴舞小学校にはその児童を偲ぶ像がいまも残されています。
集会では、交通安全への願いを込め児童たちがつくった折り鶴を、由利本荘警察署の角田進署長などに贈呈しました。
交通安全に気をつけて生活します。この折り鶴で事故がなくなることを願っています。どうぞ受け取ってください」
贈られた折り鶴は、免許更新時の講習や交通安全キャンペーンなどでドライバーに配られます。
児童たちは集会を通して改めて交通安全を誓い合いました。