本格的な冬を迎え、県内では、車のスリップ事故が増えています。
重大事故となるのを防ぐため、秋田市で、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。
18日は、秋田臨港警察署の警察官などが、スーパーの前で、後部座席でもシートベルトを着用することや、チャイルドシートを正しく使うことなどを呼びかけました。
警察庁と、JAF・日本自動車連盟の調査によりますと、県内のドライバーのシートベルト着用率は、99.8パーセントで、島根県や宮崎県などと並んで全国で最も高くなっています。
一方、後部座席での着用率は42.3パーセントで、全国で27番目でした。
チャイルドシートの着用率は71.6パーセントで、全国平均を下回り、東北では最も低くなっています。
本格的な冬を迎え、県内では車のスリップ事故が増えています。
チャイルドシートを使っていない場合、交通事故による子どもの致死率は4倍以上になるというデータもあることから、警察は、シートベルトの着用と共に、チャイルドシートを正しく使うよう呼びかけています。