年の瀬を前に、横手市のそば店が、介護事業所で年越しそばをふるまいました。
地域のお年寄りたちが、一足早く、年越しの気分を味わい、新年を元気に迎えることを願いました。
そばを提供したのは、横手市平鹿町浅舞にあるそば店「樹楽庵」です。
地域の高齢者に元気に新年を迎えてもらいたいと、去年から地元の介護事業所「アップルデイサービスセンター」の利用者に、無料で年越しそばをふるまっています。
年越しそばは、細長く切れやすいことから、「一年の厄を立ち切って翌年に持ち越さない」意味があるとされています。
18日は、68歳から97歳の利用者21人が、横手市産のそば粉で打った10割そばをすすり、一足早い年越し気分を味わいました。
利用者
「おいしいですよ。だから全部食べました」
「こういうところで食べるとまたひと味違いますね」
「いい年であるように祈ります」
「やっぱり元気で長生きして、そばみたいに細長~くがんばる」
樹楽庵 石郷岡茂 店長
「今年より来年っていうかたちで、みなさんも元気で過ごしていただきたいと思っています」
今年も残すところ2週間を切り、間もなく年の瀬。
利用者は、年越しそばを味わいながら、新年を元気に迎えることを願いました。