18日朝、男鹿市の漁港で、まとまった量の季節ハタハタの水揚げがありました。
約220キロが競りにかけられましたが、まだスーパーなどで気軽に買える値段ではなさそうです。
18日朝、男鹿市北部の北浦漁港で揚がった季節ハタハタは、午後、男鹿市南部の船川漁港で競りにかけられました。
18日朝、北浦漁港で水揚げされたのは、メスが40箱、オスが15箱で、合わせて約220キロです。
今シーズン初めてまとまった量の水揚げとなりました。
県内ではこのほか、八森漁港でも7キロほどの水揚げがあったということです。
午後1時すぎに船川漁港で始まった競り。
目利きの仲買人が、ハタハタの状態を確認しながら値段を付けていきます。
記者
「どうですか?今年のハタハタ」
仲買人
「うん、メスは最高だな」
仲買人
「今年は、大きくてすごくいいです」
「やっぱり秋田県産のハタハタ、消費者の人に食べさせたいですね」
漁港での販売価格、いわゆる“浜値”は非公開でした。
ただ、競り落とした仲買人は「消費者が買いやすい値段になるのは、もっと安定した量が取れるようになってからだ」と話していました。
仲買人
「一回でもいいからまとまってとれてくれればなって感じ。せばまずな、1回で5000箱とかってとれてければ、全県さ行きわたれば、それなりにみな値段も安く買えるべから、それさ期待してる」
水揚げ量が減少し、年々“高級魚”となってきている、県産のハタハタ。
資源量がこの先回復し、消費者も漁師も喜ぶ日が来るのが待たれます。