秋田市太平八田で起きた殺人放火事件から、24日で22年が経ちました。
ひとり暮らしの女性が殺害され、自宅が放火された事件で、未解決のままです。
警察などは改めて情報提供を呼びかけました。
事件から22年経った24日、捜査本部が置かれている秋田東警察署の警察官など13人が、秋田市内のスーパーでチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
この事件は、2002年の12月24日未明に、秋田市太平八田にある住宅が全焼し、焼け跡から、1人で暮らしていた伊藤ミヱさん当時69歳の遺体が見つかったものです。
伊藤さんの首にはビニール状のひもで絞められた痕があり、死因は窒息死でした。
煙を吸い込んでいなかったことなどから、殺害後に自宅に火をつけられたと見られています。
事件発生から22年。
警察は、いまも25人体制で現場付近の聞き込みや捜査で得た情報などをまとめていますが、犯人につながる有力な手掛かりは未だつかめていません。
秋田東警察署 黒沢祐功 刑事課長
「事件に直結するような情報の提供は受けておりませんので、ささいなことであっても構いませんので、情報をいただければと思っております」
情報提供は、秋田東警察署で受け付けていて、電話番号は018-825-5110です。