県内最大の労働組合組織・連合秋田の新春賀詞交換会が、7日、秋田市で開かれ、小川純会長が「すべての働く人の持続的な生活向上を目指す」と述べ、さらなる賃上げの必要性を訴えました。
連合秋田が開いた、新年のあいさつを交わす賀詞交換会には、加盟する労働組合の代表など約400人が集まりました。
連合秋田の小川純会長が強調したのは、継続的な賃上げの必要性です。
連合秋田 小川純 会長
「賃上げの流れを加速させ、すべての働く人の持続的な生活向上を図り、そして、新たなステージを我が国に定着させることを目指しています」
「物価も上がるけど、それ以上に賃金も上がるんだというふうな、そういうステージを定着させていくために、どうか皆様のお力添えをお願いを申し上げたいというふうに思います。」
労働組合と経営側が交渉する春闘などで、去年は県内135の組合の平均で1万2000円あまり、率にして4.78%の賃上げが実現しました。
連合秋田は、今年の春闘では、賃上げ率6%を要求していく方針です。