参議院議員の寺田静氏が記者会見を開き、この夏に行われる参議院選挙の秋田県選挙区に無所属で立候補する意向を正式に表明しました。
寺田静 氏
「子どもや女性、そしてまた障害のある方々など、黙っていると弱い立場に追い込まれるいう方々のこと。そしてまた、経済原則に任せていたら守られないというものがまだまだあると思っています。そうした分野に注力をしていくことが私自身としての役割であろうというふうに考えています」
横手市出身の寺田静氏49歳は、国会議員の秘書などを経て、前回6年前の参議院選挙で、野党統一候補として立候補し、初当選しました。
政党や会派に所属せずに議員活動をしていて、記者会見では、1期目について子どもや女性などの支援に注力してきたと述べました。
寺田静 氏
「不登校の課題であるとか、自殺の問題、また、親元を頼れない子どもの支援など、様々声を上げて、制度や運用を変えるという努力を続けてまいりました」
「県関係国会議員他の方々8名いらっしゃいますけれども、こうした方々が取り組まれていない分野であっただろうというふうに思っています」
寺田氏は、今回も無所属で立候補する予定で、党派を超えて支持を集めたい考えです。
この夏の参院選秋田県選挙区には、自民党公認で元参議院議員の中泉松司氏も立候補する予定です。