県内の最新のインフルエンザの患者の数は前の週の1.5倍に増え、2つの保健所管内には引き続き警報が発表されています。
新型コロナウイルスの感染者も大幅に増加しています。学校の授業再開に伴い、感染が更に拡大する可能性があるとして県は基本的な対策を心がけるよう呼びかけています。
今月12日までの1週間に県が定点とする52の医療機関で確認されたインフルエンザの患者の数は合わせて975人でした。
1医療機関あたりでは18.75人で前の週の1.5倍に増加しています。
全国的に猛威をふるっているインフルエンザ。
県内では秋田中央と由利本荘の各保健所管内に警報が継続して出されています。
注意報は、前の週から出されている湯沢のほか秋田市、北秋田、能代、大仙横手の各保健所管内にも新たに発表されました。
新型コロナウイルスの感染者も大幅に増えていて、前の週の1.7倍となっています。
10人以上、または利用者の半数以上の感染が確認される集団発生は高齢者施設や社会福祉施設など24か所から報告されています。
多くの小中学校では今週から冬休み明けの授業が始まりました。
県は、「例年学校が再開すると感染が拡大する傾向にある」として、手洗いやこまめな換気、場面に応じたマスクの着用といった基本的な対策を心がけるよう呼びかけています。