来月開かれる小正月行事、「大館アメッコ市」を前に、会場に飾る「ジャンボ枝アメ」の制作が盛んに行われています。
22日は、地元の小学校で、児童たちが木の枝に色とりどりのアメや、「かぜ封じ」などの願いを込めた札を飾り付けました。
「大館アメッコ市」は、400年以上前から続く、小正月行事の伝統行事です。
アメッコ市のシンボルとして会場に飾られる「ジャンボ枝アメ」は、実行委員会が地元の学校などと協力して作っています。
22日は、桂城小学校の5・6年生、合わせて77人が枝アメづくりを行いました。
使うのは、長さ4メートルほどのミズキの木、6本です。
これらに、ピンク・緑・黄色の3色のアメ、2340個を次々と結び付けていきます。
「この日にアメを食べると風邪をひかない」と言い伝えられているアメッコ市。
児童たちは、「かぜ封じ」や「健康長寿」などと書かれた札も取り付けて、ジャンボ枝アメを完成させました。
6年生
「去年よりも枝が大きくてアメの数が多かったので、そこは大変でした」
5年生
「初めてだったので難しかったです」
記者
「どの辺りが難しかったかな?」
「アメを木につけることです」
6年生
「地域の伝統であるアメッコ市の枝アメづくりをさてもらうことにすごく感謝しています」
5年生
「コロナやインフルエンザにかからないようにちゃんとアメを食べて、予防とかもやってみたいと思います」
全国でインフルエンザが猛威を振るう中、今年は、健康への願いをよりいっそう込めて。
「大館アメッコ市」は、来月8日と9日に開かれます。