県内の最新のインフルエンザの患者数は、前の週から約3割減少しました。
2週連続での減少ですが、依然、集団発生が多く報告されていて、引き続き基本的な感染対策が必要です。
今月26日までの1週間に、県が定点とする52の医療機関で確認されたインフルエンザの患者数は、前の週から191人減って、469人でした。
県全体では2週連続の減少になりますが、由利本荘保健所管内には警報が、北秋田と湯沢の保健所管内には注意報が継続して出されています。
10人以上の感染などが確認された集団発生は、高齢者施設や社会福祉施設などから11件報告されています。
県によりますと、ほとんどがA型インフルエンザの感染者ですが、例年だとシーズン後半に流行するB型インフルエンザの感染者も出始めています。
一方、新型コロナウイルスの感染者は、前の週から53人減って263人でした。
集団発生は、高齢者施設や医療機関など17か所から報告されています。
県は、引き続き、部屋の換気や手洗い、高齢者施設や医療機関でのマスクの着用など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。