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公務員の酒気帯び運転が相次ぐ…秋田刑務所の40代男性看守部長と秋田法務局の40代男性法務事務官 「酒が抜けたと思っていた」

ABS秋田放送 2025年1月31日 17時58分

公務員の懲戒処分が相次いで明らかになりました。

酒気を帯びた状態で車を運転したとして、秋田刑務所の40代の男性看守部長が、31日付で停職1か月、秋田法務局の40代の男性法務事務官は、停職2か月の処分を受けました。

秋田刑務所によりますと、40代の男性看守部長は、去年11月末の土曜日の夜から翌日の未明にかけて、1人で秋田市内の飲食店で、ハイボールをジョッキで15杯、テキーラをグラスで2杯飲みました。

近くの駐車場にとめていた自家用車の中で7時間ほど寝たあと、家に戻ろうと運転したところ、警察に検挙され、呼気から基準を上回るアルコールが検出されました。

看守部長は、聞き取りに対し「運転代行業者を確保できず仮眠した。酒は抜けたと思っていた」という趣旨の説明をしたということです。

秋田刑務所は、看守部長を31日付で停職1か月の懲戒処分にしました。

看守部長は、31日、依願退職しています。

また、秋田法務局によりますと、40代の男性法務事務官は、去年10月18日の金曜日、仕事を終えたあとの夕方から午後10時ごろにかけて、1人で秋田市内の飲食店2軒で、ビール大瓶1本、日本酒グラス3杯、ハイボールグラス2杯を飲みました。

その後、近くの駐車場にとめていた自家用車の中で8時間ほど寝て帰宅しようと運転したところ、警察に検挙され、呼気から基準を上回るアルコールが検出されました。

法務事務官は「朝まで寝て体も動くし酔いも感じず、酒が抜けていると自覚していた」と話しているということです。

秋田法務局は、法務事務官を31日付で停職2か月の懲戒処分にしました。

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