おととし12月から秋田と台湾を結んでいる国際チャーター便の運航が、4月以降も継続される見通しとなりました。
平均搭乗率が9割を超える人気ぶりですが、県は定期便化を目指し、さらなる誘客に取り組む方針です。
秋田と台湾を結ぶ国際チャーター便は、おととし12月に運航が始まり、台湾最大でアジアのハブ空港の一つ、桃園国際空港と、秋田空港の間を、週に2回、往復しています。
去年12月末までの1年あまりの間に、日本人が3728人、台湾からなど外国人が3万1987人利用していて、平均搭乗率は90.2パーセントにのぼっています。
県によりますと、この高い搭乗率などを受け、航空会社のタイガーエアと、旅行会社の間で協議が整い、10月下旬までの夏ダイヤでも運航が継続される見通しとなりました。
去年は、5月の搭乗率が唯一8割を下回ったため、県は、初夏の時季のさらなる誘客に向け、台湾へのPRを強化することにしています。
また、定期便化に向けては、秋田から台湾に向かうアウトバウンドについても、利用者の増加に取り組む方針です。