去年の記録的な大雨により、一部の地域で浸水被害があった、にかほ市の中学校に、生徒たちの学びの支えにしてほしいと、3日、300冊の本が贈られました。
仁賀保中学校に本を寄贈したのは、創価学会で、毎年、大雨や地震などの被害を受けた地域の小中学校を対象に、本を贈る活動を続けています。
仁賀保中学校の学区内でも、去年の夏休み中に大雨の被害を受けました。
学校施設に影響はありませんでしたが、地域には土砂崩れの跡などが今も残っているということです。
贈られたのは、図鑑や伝記など合わせて300冊で、3日から学校の図書室で貸し出しされます。
生徒
「これはジオパークに出かけようって本です」
記者
「どうしてこれをみていたの?」
生徒
「にかほには鳥海山があるので、載っているんじゃないかなと思ってみました。ほかの県にもどんなジオパークのものがあるのか勉強してみたいです」
生徒
「パンの物語みたいな」
記者
「どうしてこれが気になった?」
生徒
「パンがめっちゃうまそう。作り方とか知りたいです」
創価学会では、来年以降も継続して仁賀保中学校に本を贈ることにしています。