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マレー、最後のウィンブルドン出場はまだ検討中か デ杯英監督が見解

AFPBB News 2024年6月24日 11時41分

【AFP=時事】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)について、男子プロテニス協会(ATP)がウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の欠場を一時発表した中で、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup)の英国代表監督が23日、マレー自身はまだ最後の出場をするか決めかねているとの見解を示した。


 ATPはX(旧ツイッター)の公式アカウントで、「脊椎嚢胞(のうほう)の摘出手術を受けたアンディ・マレーは、残念ながらウィンブルドンを欠場する。休んで回復してほしい。ウィンブルドンで君に会えなくて寂しい」と発表したが、すぐさまこの投稿は削除され、マレーの状況は不透明になっていた。


 英紙デーリー・テレグラフも、マレーはウィンブルドンを欠場すると報じている。ウィンブルドンは7月1日の開幕を前に組み合わせ抽選が6月28日に行われるため、マレーにとって考えている時間はほとんどない。またパリ五輪に向けても、マレーの回復が間に合うかは時間との闘いとなっている。


 それでもデビスカップの英国代表監督を務めるレオン・スミス(Leon Smith)氏は、マレーはまだ決断していないと話している。


 スミス氏は英BBCに対し「報道とSNSを見たが、私の理解とは異なる」とコメント。「一つの情報源から波及して多くの人間が報じているが、私の理解は異なる」と話し、「むろん彼はきのう(22日)手術を受けたので、今は待たなくてはならない。私の理解ではまだ決断していないし、アンディにとっての最善を祈ろう」と続けた。


 マレーは2013年と2016年にウィンブルドンを制覇し、五輪ではシングルスで2個の金メダルを獲得している。

【翻訳編集】AFPBB News

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