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世界王者フェルスタッペン、レッドブル残留を明言

AFPBB News 2024年6月28日 10時42分

【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で総合3連覇中の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は27日、来季も所属チームのレッドブル(Red Bull)に残留すると明言した。


 レッドブルにとってホームグランプリとなる今週末の今季第11戦オーストリアGP(Austrian Grand Prix 2024)に向けた記者会見で、報道陣からチームに残留するかどうか問われ、「イエス」「以前にも話した通りだ。すでに来年のクルマに取り組んでおり、作業に集中している。それはつまり、このチームのためにドライブするという意味だ」と答えた。


 レッドブルは今季序盤、クリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表が女性への不適切行為で告発される騒動が起き、フェルスタッペンがチームへの信頼を失ったのではないかという見方も出ていたが、少なくとも現時点ではそうした臆測に終止符が打たれることになった。


 一方、通算7度の選手権制覇を誇るルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が来季フェラーリ(Ferrari)へ移籍することが決まっているライバルチームのメルセデスAMG(Mercedes AMG)にとっては、以前にトト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表がフェルスタッペンをハミルトンの後任候補筆頭に挙げていた中で、大きな打撃になるとみられる。


 フェルスタッペンは「自分が今いる場所にとても満足しているし、すでに来年に向けてクルマに施せることに集中している」と語った。


 今季のフェルスタッペンは、ここまでの10レースで計7勝を挙げてドライバーズ選手権のトップを独走しており、2位につけるマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)に69ポイント差をつけている。

【翻訳編集】AFPBB News

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