【AFP＝時事】24F1第11戦オーストリアGP（Austrian Grand Prix 2024）は30日、決勝が行われ、メルセデスAMG（Mercedes AMG）のジョージ・ラッセル（George Russell）が優勝。レッドブル（Red Bull）のマックス・フェルスタッペン（Max Verstappen）とマクラーレン（McLaren）のランド・ノリス（Lando Norris）が終盤に衝突したため、劇的な勝利をさらった。
ラッセルはフェルスタッペンの衝動的で攻撃的な動きの隙を突き、マクラーレンのオスカー・ピアストリ（Oscar Piastri）に1.9秒差をつけ、このところのマシンの改善を裏付ける勝利を挙げた。ラッセルはチームが前回優勝した2022年のサンパウロGP（Sao Paulo Grand Prix 2022）の勝者でもあり、そのときに続くキャリア2勝目となった。
レース後には「信じられない」と喜び、「最初は3位を守るだけでも厳しい戦いだったと思う。マックスとランドがかなり接戦なのは映像で見たし、ランドが優勝を狙っているのは分かった」とコメントした。
フェラーリ（Ferrari）のカルロス・サインツ・ジュニア（Carlos Sainz Jr.）が3位、メルセデスAMGのルイス・ハミルトン（Lewis Hamilton）が4位に入り、フェルスタッペンは衝突による10秒のペナルティーを受けながらも5位でフィニッシュした。
フェルスタッペンとノリスは終盤59周目、ノリスがフェルスタッペンを抜こうとしてコースを外れ、トラックリミット違反による警告を受けると、その後にポジションを戻してから再度アタックを仕掛けたが、コース外に押し出してしまったためフェルスタッペンがトップで合流した。しかし迎えた64周目に両者は衝突してパンクし、ピットへ戻っている間にラッセルが先頭を奪った。フェルスタッペンは復帰できたが、ノリスはリタイアを強いられた。
ハース（Haas F1 Team）のニコ・ヒュルケンベルグ（Nico Hulkenberg）が6位、レッドブルのセルヒオ・ペレス（Sergio Perez）が7位に入り、以下はハースのケビン・マグヌッセン（Kevin Magnussen）、RBのダニエル・リカルド（Daniel Ricciardo）、アルピーヌ（Alpine F1）のピエール・ガスリー（Pierre Gasly）が続いた。
RBの角田裕毅（Yuki Tsunoda）は14位だった。
【翻訳編集】AFPBB News
ラッセルはフェルスタッペンの衝動的で攻撃的な動きの隙を突き、マクラーレンのオスカー・ピアストリ（Oscar Piastri）に1.9秒差をつけ、このところのマシンの改善を裏付ける勝利を挙げた。ラッセルはチームが前回優勝した2022年のサンパウロGP（Sao Paulo Grand Prix 2022）の勝者でもあり、そのときに続くキャリア2勝目となった。
レース後には「信じられない」と喜び、「最初は3位を守るだけでも厳しい戦いだったと思う。マックスとランドがかなり接戦なのは映像で見たし、ランドが優勝を狙っているのは分かった」とコメントした。
フェラーリ（Ferrari）のカルロス・サインツ・ジュニア（Carlos Sainz Jr.）が3位、メルセデスAMGのルイス・ハミルトン（Lewis Hamilton）が4位に入り、フェルスタッペンは衝突による10秒のペナルティーを受けながらも5位でフィニッシュした。
フェルスタッペンとノリスは終盤59周目、ノリスがフェルスタッペンを抜こうとしてコースを外れ、トラックリミット違反による警告を受けると、その後にポジションを戻してから再度アタックを仕掛けたが、コース外に押し出してしまったためフェルスタッペンがトップで合流した。しかし迎えた64周目に両者は衝突してパンクし、ピットへ戻っている間にラッセルが先頭を奪った。フェルスタッペンは復帰できたが、ノリスはリタイアを強いられた。
ハース（Haas F1 Team）のニコ・ヒュルケンベルグ（Nico Hulkenberg）が6位、レッドブルのセルヒオ・ペレス（Sergio Perez）が7位に入り、以下はハースのケビン・マグヌッセン（Kevin Magnussen）、RBのダニエル・リカルド（Daniel Ricciardo）、アルピーヌ（Alpine F1）のピエール・ガスリー（Pierre Gasly）が続いた。
RBの角田裕毅（Yuki Tsunoda）は14位だった。
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