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討論会の失態は外遊疲れのせい バイデン氏が釈明

AFPBB News 2024年7月3日 10時44分

【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領(81)は2日、先週行われた米大統領選の1回目のテレビ討論会で失態を演じたことについて、外遊疲れのせいだと釈明し、「言い訳ではなく、説明だ」と主張した。


 バイデン氏は「討論会の直前まで何度も世界中を飛び回った」のは「あまり賢明ではなかった」とし、「スタッフの助言に耳を貸さず、壇上で居眠りしそうになった」と語った。


 27日のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領との討論会では、バイデン氏が言葉に詰まったり、脈絡のない話をしたりする場面があり、支持者の間でも同氏の高齢に対する不安が高まっている。


 ロイド・ドゲット(Lloyd Doggett)下院議員はバイデン氏に対し、別の候補者に道を譲るよう求め、バイデン氏なら「撤退するという苦しく困難な決断を下す」と信じていると主張した。民主党議員がバイデン氏に公然と撤退を要求したのは初めて。


 また、民主党の重鎮ナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)前下院議長は、バイデン氏が討論会で精彩を欠いたのは一過性の出来事ではなく、より深い問題の表れではないかと問うのは「当然」との考えを示した。

【翻訳編集】AFPBB News

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