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男子生徒2人と性行為、うち1人の子を出産 教師の女に禁錮刑 英

AFPBB News 2024年7月5日 14時25分

【AFP=時事】英国の裁判所は4日、10代の男子生徒2人と性行為をし、うち1人の子どもを妊娠・出産した教師の女に禁錮6年6月の判決を言い渡した。


 レベッカ・ジョインズ(Rebecca Joynes)被告(30)はまず、少年Aと性行為をした容疑で逮捕された。だが、保釈中に少年Bと性行為をするようになり、Bの子を妊娠した。


 判事は判決言い渡し時、ジョインズ被告は「勤務成績優秀」な教師だったが、自らの行動によってキャリアを棒に振り、子どもを取り上げられたと述べた。


 検察の陳述によると、ジョインズ被告は被害者2人がそれぞれ15歳の時から「グルーミング(手なずけ行為)」を実施。ソーシャルメディアでメッセージをやり取りした後、性行為に及んだ。


 陪審は、未成年者との性行為の罪6件について有罪評決を出した。うち2件については、人から信頼される地位を悪用したと判断した。


 少年Bは書面で被害感情を陳述。ジョインズ被告に「強制、支配、操作され、性的虐待、精神的虐待を受けた」と述べた。


 ジョインズ被告は、少年Aとの性行為の容疑で警察の捜査対象となった時、18歳未満の未成年者と監視されていない状態で接触しないよう警告されていた。それにもかかわらず、少年Bと性的関係を持ち始めた。その後、Bの子どもを出産したが、子どもとは出産後24時間以内に引き離された。


 ベス・アレクサンダー(Beth Alexander)刑事は裁判所前で記者団に対し、男性や少年も性犯罪の被害者になることへの理解が不足していると指摘。


「被害者たちは『うらやましい』『若い女性教師に興味を持ってもらえて喜ぶべき』などという他者からのコメントにさらされた。こうした表現は非常に有害で危険だ」「女性も小児性愛者になり得る。これは男性だけを指す言葉ではない。男性や少年も性的虐待の被害者になり得る」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

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