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討論会の失態は風邪で「ひどい気分だった」から バイデン氏

AFPBB News 2024年7月6日 10時42分

【AFP=時事】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)は5日、ABCネットワークとの単独インタビューに応じ、大統領選のテレビ討論会で失態を演じたのは、風邪で「ひどい気分だった」ことが原因だと釈明した。


 討論会での不振を受け、不安に駆られた一部の民主党議員や支持者、献金者から大統領選からの撤退を求める声が上がる中、今回の討論会以来初めてとなるテレビのインタビューはバイデン氏の長いキャリアの中で最も重要なものと喧伝(けんでん)された。


 バイデン氏は「体調が悪く、ひどい気分だった。何が原因なのか、突き止めようとしていた」「感染症にかかっていないかどうか、つまりウイルスに感染していないかどうかの検査を受けた。結果は陰性だった。ひどい風邪を引いただけだ」と語った。


 だが、バイデン氏の声はかれ、要領を得ない受け答えしかできず、インタビューは民主党員の不安を払拭(ふっしょく)できる出来ではなかった。


 ドナルド・トランプ(Donald Trump)陣営はすぐさま、「バイデン氏は素晴らしい!」と皮肉を込めてX(旧ツイッター)に投稿した。

【翻訳編集】AFPBB News

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