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イラン大統領選、改革派ペゼシュキアン氏が勝利

AFPBB News 2024年7月6日 15時1分

【AFP=時事】イラン内務省は6日、大統領選の決選投票で、改革派のマスード・ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)元保健相が、保守強硬派のサイード・ジャリリ(Saeed Jalili)元最高安全保障委員会事務局長に勝利したと発表した。


 選管当局によると、投票者数は約3000万人で、投票率は49.8%。ペゼシュキアン氏が1600万票余り、ジャリリ氏は1300万票余りを獲得。60万票余りが無効票だった。


 ペゼシュキアン氏は「愛を持って、国を助けるために」投票した支持者に謝意を表明。


「われわれはすべての人に友好の手を差し伸べる。われわれ全員がこの国の国民であり、国の発展のためにすべての人を活用すべきだ」と国営テレビで語った。


 今回の選挙は、保守強硬派のイブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)前大統領が5月にヘリコプターの墜落事故で死亡したことを受けて行われた。先週行われた第1回投票の投票率は過去最低だった。

【翻訳編集】AFPBB News

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