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ギリシャがパリ五輪進出、全出場12か国が決定

AFPBB News 2024年7月8日 11時37分

【AFP=時事】バスケットボール男子のパリ五輪最終予選・決勝が7日、ギリシャのピレウス(Piraeus)などで行われ、ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)を擁するギリシャは80-69でクロアチアを破り、本大会出場を決めた。


 アデトクンポは所属する米プロバスケットボール(NBA)、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)の4月9日の試合でふくらはぎを負傷し、予選開始前は完全復帰できていない状況だったが、2日の予選初戦で復帰すると、第2戦は休んだが準決勝スロベニア戦と決勝クロアチア戦でプレーし、この日は23得点をマーク。大会最優秀選手に選出された。


 試合後の会見では、「信じられない。これ以上のシナリオは思いつかない。自分の家で過ごせて、応援してくれる人がまわりにいる。最高の気分だ」と喜び、「子どもの頃からずっと五輪に出たいと思っていた」と明かすと、「先走ってメダルの話はしたくない。僕らが前回五輪に出たのは2008年。一歩ずつやっていきたい」と語った。


 この日は計4会場で決勝が行われ、パリ五輪に出場するチームがすべて決まった。ブラジルは敵地でラトビアを94-69で下し、スペインは86-78でバハマに競り勝って予選突破。最後の1枠はプエルトリコが79-68でリトアニアを破って獲得した。


 パリ五輪のバスケットボール男子・予選リーグはリール(Lille)で行われ、ギリシャとスペインはオーストラリアとカナダと同じグループAに入った。ブラジルはフランス、ドイツ、日本と同じグループBに、プエルトリコは米国、南スーダン、セルビアと同じグループCに組み込まれた。

【翻訳編集】AFPBB News

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