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過去最大級のステゴサウルス骨格標本、NYで競売へ

AFPBB News 2024年7月11日 19時47分

【AFP=時事】米ニューヨークで来週、これまで発見された中で最大のステゴサウルスの骨格標本が競売に掛けられる。落札予想価格は400万〜600万ドル(約6億5000万円〜9億7000万円)。


 競売大手サザビーズ(Sotheby's)で10日、展示が始まった。展示は競売が行われる17日まで行われる。


「アペックス(Apex)」と名付けられたこの標本は推定1億5000万年前の物で、体高約3.3メートル、全長約8.2メートル。サザビーズによると「完全なものに近く、保存状態も最良」とされ、計319個とされる骨格要素の内、この標本では254個が残っている。


 アペックスは2022年5月、古生物学者ジェイソン・クーパー(Jason Cooper)氏の私有地から見つかった。サザビーズは「最高品質と透明性」を確保するため、クーパー氏と協力して「発見、発掘、修復、標本準備、展示までの全行程を記録」したとしている。


 ステゴサウルスの化石標本は各国で展示されているが、サザビーズによると、アペックスは、英ロンドンの自然史博物館(Natural History Museum)収蔵の「ソフィー」よりも3割ほど大きい。ソフィーは、一般公開されている中では最も完全に近い標本とされている。

【翻訳編集】AFPBB News

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