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ごみ捨て場に複数の切断遺体、警察の関与を調査 ケニア監視機関

AFPBB News 2024年7月13日 17時35分

【AFP=時事】ケニアの独立警察監視機関(IPOA)は12日、首都ナイロビのごみ捨て場で複数人の切断遺体が見つかった事件をめぐり、警察の関与について調査を行っていると発表した。


 警察は同日、ナイロビのスラムにあるごみ捨て場で、手足などを切断された6人の女性の遺体を発見したと発表していた。


 IPOAは、女性7人、男性2人の少なくとも9人の遺体が発見されたと報告。「遺体は袋に入れられてロープで巻かれており、拷問、切断された痕跡が見て取れた」とし、ごみ捨て場は警察署から100メートルも離れていないと指摘した。


「警察が捜査を続けているが、われわれも独自に、被害者の死に警察が関与していたのか、あるいは、死亡を防ぐための対応を怠ったのかどうかを鋭意調査している」とした。


 犯罪捜査総局は、初動捜査によれば、被害者は全員、同じ手口で殺害された可能性があると発表した。詳細は明らかにせず、検視はこれから行うとしている。


 IPOAは、反政府デモが広がった後、行方不明になった参加者が拉致、不法逮捕されたとの疑惑についても調査している。


 先月のデモで数十人が死亡した事態をめぐり、治安部隊は厳しい目を向けられ、人権団体からも、過剰に武力を行使したとして非難されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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