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「悲惨」な1週間送ったラグビー仏代表、アルゼンチンに黒星

AFPBB News 2024年7月14日 14時55分

【AFP=時事】ラグビーテストマッチが13日、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われ、フランスは25-33でアルゼンチンに敗戦。選手2人が加重強姦(ごうかん)で訴追された数時間後の黒星について、主将のバティスト・セラン(Baptiste Serin)は「悲惨」な1週間を過ごしたと話した。


 フランスでは、ウーゴ・オラドゥ(Hugo Auradou、20)とオスカル・ジェグ(Oscar Jegou、21)が、前週のテストマッチ後にホテルの部屋で女性をレイプして暴行を加えたとして8日に逮捕され、12日に正式に訴追された。二人は容疑を否認し、合意の上での性的関係だったと話している。


 さらにチームでは、メルビン・ジャミネ(Melvyn Jaminet)もSNSに投稿した動画内で人種差別発言を行い、7日にチームから追放された。


 セランは仏テレビ局カナル・プリュスに対して「言葉がなかなか見つからない。僕らは悲惨な1週間を過ごした」と話し、「僕らが示したい価値観を映していない事件が起こってしまったが、詳しくは語らない。きょうのフィールド上での自分たちのプレーは誇りに思う」と続けた。


 対するアルゼンチンはトマス・ガジョ(Thomas Gallo)が2トライを決め、シリーズを1勝1敗に戻すとともに、フランスから2016年以来の白星を挙げた。

【翻訳編集】AFPBB News

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