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仏スポーツ相、セーヌ川泳ぎ水質アピール

AFPBB News 2024年7月14日 15時34分

【AFP=時事】パリ五輪の開幕まで2週間を切る中、フランスのアメリー・ウデアカステラ(Amelie Oudea-Castera)スポーツ相が13日、セーヌ(Seine)川を泳いで水質に問題がないことをアピールした。


 ボディースーツ姿のウデアカステラ氏は、パラリンピックの開会式でフランス選手団の旗手を務めるトライアスロン選手のアレクシ・アンキャンカン(Alexis Hanquinquant)とともにセーヌ川に飛び込み、その様子をニュース専門局BFMTVが独占で撮影した。


 セーヌ川をめぐっては、ウデアカステラ氏と険悪な仲で知られるパリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長も水質が十分であれば17日に泳ぐと話していたが、パリ市がここ12日間の大半で水はきれいだと発表した翌日、市長に先んじる形でウデアカステラ氏がそのチャンスを活用した。


 市はここ12日間のうち「10日から11日間」は水質の基準を満たしていると発表。一帯はここ数週間で例年にない大雨に見舞われ、未処理の下水が川に流れ込んで汚染レベルが上昇したこともあったが、市は詳細は明かさず「修正」が必要かもしれないと話している。


 開幕までの2週間はおおむね晴れが続く予報となっている。天候に恵まれれば、セーヌ川は26日に行われる開会式の主役を務め、またトライアスロンのスイミングとオープンウオータースイミングも行われる。

【翻訳編集】AFPBB News

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