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パリ五輪聖火リレーが首都到着、盛り上がりの高まりに期待

AFPBB News 2024年7月15日 16時20分

【AFP=時事】パリ五輪の聖火リレーが14日、パリに到着した。五輪に対して懐疑的な市民も多い中で、主催者はこれをきっかけに盛り上がりが高まることを期待している。


 革命記念日(Bastille Day)であるこの日、聖火はまず軍が毎年行っている伝統のパレード中にお披露目され、その後シャンゼリゼ通りから市内を回るリレーがスタートした。


 最初の走者はサッカーW杯(World Cup)を優勝したレジェンドで、U-23フランス代表の監督でもあるティエリ・アンリ(Thierry Henry)氏が務め、各ランナーが議会議事堂やノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)などの名所をめぐった。


 五輪開幕を前に、パリは大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長が「五輪バッシング」と呼ぶ雰囲気に包まれ、多くの市民が五輪や大会に伴う街の混乱を厳しく批判している。富裕層の暮らす地区では、7月26日から8月11日にかけての五輪を避けようと、多くの人が街を離れて長い夏休みに繰り出している。

【翻訳編集】AFPBB News

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