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オバマ氏、バイデン氏の大統領選継続「再考必要」 米報道

AFPBB News 2024年7月19日 10時15分

【AFP=時事】米紙ワシントン・ポストは18日、バラク・オバマ(Barack Obama)元大統領が、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)は大統領選を継続するかどうかについて再考する必要があると周囲に語ったと報じた。


 オバマ氏はバイデン氏の勝利への道は遠のいたと考えており、バイデン氏は「自らの立候補の実効性について、真剣に検討すべきだ」と語ったという。


 同紙は、オバマ氏から直接のコメントは得られていないとしている。


 2009~2017年に米大統領を務めたオバマ氏は、現在も民主党内に大きな影響力を持つ。バイデン氏はオバマ政権下で副大統領を務めた。


 バイデン氏をめぐっては、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領との大統領選討論会での失態を受け、党内から撤退を求める声が上がっている。オバマ氏はこの大合唱に加わった中で最も影響力の強い有力者。


 バイデン氏は今週、新型コロナウイルス検査で陽性と判定され、デラウェア州の別荘で自主隔離しているが、年齢や健康状態に対する懸念を否定し、大統領選にとどまると主張している。


 だが、ここ数日の間に上下両院の民主党トップ、チャック・シューマー(Chuck Schumer)、ハキーム・ジェフリーズ(Hakeem Jeffries)両院内総務もバイデン氏と面談し、バイデン氏が撤退しない場合、11月の選挙での民主党の勝利は脅かされると警告したと伝えられている。

【翻訳編集】AFPBB News

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