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ナダルが4時間の死闘制す ノルデアOP4強入り

AFPBB News 2024年7月20日 9時22分

【AFP=時事】テニス、ノルデア・オープン(Nordea Open 2024)は19日、男子シングルス準々決勝が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は3時間59分の死闘の末に6-7(2-7)、7-5、7-5で大会第4シードのマリアーノ・ナボーネ(Mariano Navone、アルゼンチン)を下し、準決勝に進出した。


 ナダルがツアー大会で4強入りするのは2022年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)以来。


 3セットマッチとしては、2009年に行われたマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)戦で記録した4時間3分に次いでキャリアで2番目に長い試合を戦ったナダルは「非常に接戦で、長くて疲れた」と振り返り、「最後まで体を持ちこたえさせることができた。あす(状態が)どうなるか様子を見たい。きょうは生き残り、準決勝に進めた。それが本当に大きい」と話した。


 準決勝では、世界ランク130位で、今大会までツアー大会ではわずかマッチ通算2勝だった予選勝者のドゥイェ・アイドゥコビッチ(Duje Ajdukovic、クロアチア)と対戦する。


 ナダルは今大会をパリ五輪へ向けた調整の場として位置づけており、ツアー大会出場は1回戦で敗退した5月下旬の全仏オープン(French Open 2024)以来となっている。今大会ではキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)とのダブルスでも準決勝に勝ち残っており、20日のシングルスの後に試合が組まれている。

【翻訳編集】AFPBB News

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